地元の太田海がV筆頭

太田海也
地元のスター選手である太田海也が今シリーズの中心だ。近況は4月平塚を1❷着で終えると、続く武雄記念では12❾着と優出。武雄の決勝では落車したが影響はなく、ダービーでは着で準決に進出。気配は良いだけに、地元開催で狙うはVのみだ。同県の隅田洋介や、中四国スジで松本貴治らとラインを組めば、他地区にとっては非常に脅威となるだろう。
鋭い差し脚に定評のある大槻寛徳も軽視できない。近況は3月大垣を❶着で優勝し、続く武雄記念は7着とシリーズ2勝を挙げた。4月熊本は❹着とコンスタントに結果を残している。中四国勢の壁は非常に高いが、北日本も高橋晋也や櫻井祐太郎ら積極的な若手がそろっただけに、大槻にとっては好展開が見込めそうだ。
東口善朋も直線強襲に賭けるだろう。ダービーを途中欠場しただけに、状態面が気がかりではあるが、走る以上は鋭い決め脚を発揮しそう。中近スジで山田諒や、谷口遼平、神田紘輔らと呼吸を合わせて強敵に襲い掛かる。3月四日市G3で決勝2着、ダービーでも2勝するなど悪くない諸橋愛の動向にも注意したい。