鈴木玄の総合力を信頼
傑出者不在で混戦も、自力基本に何でもできる鈴木玄斗に期待。3月前橋G3着の後は一息入ったが、復帰戦の5月弥彦は着と気配は悪くなかった。決勝は後ろにいた野田源に差されたものの、中団取っての先まくりとしっかり形を作っていた。篠田幸希と同乗して前を任せるレースも考えられるが、いずれにしても大矢崇弘を連れて関東ラインの軸と強敵を迎え撃つ。
近況上昇ムードが漂うのは市橋司優人だろう。競走得点は直近4カ月の成績で108点台と急上昇。5月川崎1落着で次走の弥彦は一息だったが、調子が戻れば力強いタテ攻撃で別線を飲み込みにかかる。坂本健太郎や渡邉豪大と福岡で上位独占を目指そう。もちろん、昨年12月前橋、5月福井で優勝しているが九州ラインの先導役になれば条件はさらに良くなる。
酒井雄多の機動力にも注目。近況は3月防府から5場所連続で決勝戦に進出するなど好調をキープ。直近の勝率こそ2割を下回るが、連対率は5割超えと高い数字を残している。
大石崇晴、池野健太の近畿勢も差はなく、V争いに加わってくる。

鈴木玄人