佐藤竜に期待も混戦

佐藤竜太 欠場
やや混戦模様もシリーズリーダーを務めるのは佐藤竜太だろう。昨年7月に昇班すると快速を生かした柔軟な攻めで売り出しており、4月高松着では単騎で最後方から豪快なまくりを決めて1・2班戦初Vを達成。破った相手は川上隆、木村佑だから本物だろう。山田裕哉らと呼吸を合わせて別線を粉砕する。
安定感がある相澤政宏もV候補の一人。近況は白星こそ少ないが、4月大宮と5月防府では決勝に進出している。直線での鋭い差し脚には定評があり、同県の上遠野拓馬を目標に抜け出しを図る。
地元の中川勝貴はどう出るか。3月松阪の決勝で落車してからはもどかしい走りが続いているが、今期2Vの実力者だ。長欠中の布居大地との連係か、ダメなら位置取りに注目が集まる。
5月四日市MNで1・2班戦初Vを飾るなど自信を深める小榑佑弥と尾崎剛の関東勢からも狙えそう。怪我から復調途上だが、能代谷元の自力戦も侮れない。