勢い一番の角田光から

角田光
125期勢がV争いの軸となる中で、一歩リードしているのが角田光だ。ルーキーシリーズの骨折でやや出遅れた感はあったが、今はゴールデンキャップ獲得者らしい素質が開花。5月大垣では今期4度目のVを3連勝で飾っている。今シリーズもダッシュ良く先手を奪って、そのまま押し切りVが有力だろう。
今期3Vを誇る貝原涼太も、本命級の実力者。特班はならなかったが、レインボーカップにも出場を果たした。全プロ大会でも示した強地脚を生かして別線を完封したい。
ダッシュと持久力をバランス良く備える西岡利起も、優勝候補の一角に名を連ねる。3月別府、豊橋、4月宇都宮MNと3連覇した実績もあり、組み立て次第で勝ち負けに持ち込む力はある。
徹底先行で鳴らす瀧川幸広の動向からも目が離せない。デビューからまだVがないが、ポテンシャルの高さは他の同期に見劣りしない。7月からは2班なので、残された2戦で是非とも自分のレースで優勝を飾りたい。
また、125期勢がやり合う流れになれば藤井將の一発や、器用に立て回っている鳥海創にも浮上のチャンスはありそうだ。