石塚慶の総合力に期待

石塚慶一郎
今年に入り本格化している石塚慶一郎は、前期は3Vの活躍で、鋭いまくり中心の機動力が冴えている。同県の小林史也や、S降りの肥後尚己と援軍もしっかりとしており、結束力を高めて近畿勢での連独占を目指す。
先行力では依田翔大も見劣りはしない。ダッシュ型ではあるものの、近況は先行主体の競走スタイルに徹しており、バック回数の多さが際立つ。上甲連係で降級組の原田泰志や、同じく今期降級してきた地元の北野良栄らを連れて積極果敢に攻めれば、関東勢から優勝者が出ても不思議ではない。
塩島嵩の特進により南関勢の有力な目標不在となりそうな落合達彦だが、3月平塚MNでの優勝があり、その後も自慢の決め脚が好調なので、軽視はできない。
6月奈良MNで逃げ切り連勝での決勝進出を決めた照井力斗も動きが良かっただけに一発は十分。前期には5度の決勝進出があった田原宥明は、決まり手すべてに数字を残す何でもできるタイプなだけに照井と好連係を決めたい。