大塚城の力が上位

大塚城
本格デビュー後すでに優勝を手にしている大塚城がシリーズの主役となってくるだろう。高校時代はスプリント種目で全国優勝の実績があり、養成所での在所順位も9位と今シリーズのルーキーのなかでは一番高い。ルーキーシリーズの5月平で決勝3着があり、7月の2場所は6戦5勝の固め打ちと安定した成績を残しており、ここでもV筆頭格に名乗りを上げる。
地元の木村優駿も負けてはいない。高校時代はケイリン種目で活躍し、養成所順位は40位ながらも2度のゴールデンキャップを獲得しており、潜在能力は高い。本格デビュー後は優勝に手が届いていないが、準V1回、決勝3着1回と決勝戦でも確定板を外しておらず、仕掛け次第では地元Vも十分。
2度のゴールデンキャップ獲得者である野中龍之介は、在所順位は47位であったが、ルーキーシリーズは3節のうち2節で決勝進出。本格デビュー後も連続で優出と力はあるだけに侮れない。
ルーキーシリーズでは大敗が目立った畑崎大輝だが、デビュー後は気配が一変し、7月函館での準Vを含めて、3場所連続で決勝まで勝ち進んでおり、ここもV争いに加わってきそうだ。