牧田悠が地元ラストを飾る
牧田悠生
25年の弥彦開催もこれがラスト。各地区に主力が分散してどこからでも狙えそうだが地元で燃える牧田悠生に、鰐淵圭佑、櫻井学の上越勢にまずは期待したい。牧田は自力自在な走りが板に付いて、ここ五場所はV1、準V3回、決勝3着が1回と決勝で確定板を外していない。ここは山田駿斗、角田光と積極策が売りの選手の激突で先行争いも予想される。牧田は地の利も生かして巧みな立ち回りで勝利を手繰り寄せたい。鰐淵はS級でもコンスタントに勝っていた選手で、降級の今期も成績は非常にまとまっている。10月静岡MNでは突っ張り先行の滝本幸を差して2年ぶりのVと気を良くしており、長い直線を利して逆転も。
山田、高橋雅之の千葉コンビも狙える。来年から初のS級が決まっている山田の先行力はA級トップレベルだ。やや調子の波があって、優勝は7月静岡が最後だが、タイミング良くスパートできれば別線を完封してしまおう。
10月玉野で3連勝して、1・2班戦初Vを達成した角田にも魅力を感じる。昇班後も積極策を貫くレース内容は素晴らしく、金成和幸と福島ラインで決めるかも。
張野幸聖、徳丸泰教の近畿コンビもVを争う。最近の張野はまくりに冴えを見せており、9月岐阜では後方から豪快な一撃を決めてV。その後も成績は安定しており、前がやり合って脚力を消耗するようなら出番。