リニューアル初戦は混戦模様
村田瑞季
2年9カ月の改修期間を終え、広島競輪場はリニューアルオープンを迎える。オープニングシリーズは、各地区から実力者が集結しV争いは混戦模様も、村田瑞季、岡田亮太の117期両者が中心となるだろう。村田は今期2度の失格があり、降級後は波に乗り切れずにいたが、10月岸和田、小松島と連続優勝を飾っている。岡田も同じく今期2度の優勝を誇る。特に近況は最終バックを取る積極的な走りが続いているだけに今シリーズでも期待できそうだ。両者はともに同地区の援軍が手薄気味で、甲乙つけがたいが、中近結束で宝満大作が後位を固めそうなので、村田を中心視した。
岡部伶音、谷津田将吾の福島コンビも侮れない。岡部は先行主体の競走スタイルで、今期は8月奈良MNでの準優勝を含め4優参。S下りの谷津田将吾も6場所のうち4場所で決勝に勝ち上がっていて、上位が相手でも勝負はできそうな状態だ。
地元地区を盛り上げるのは、やはり藤井優希だろう。持ち前の明るさとド先行という積極果敢な競走が持ち味。蓮井祐輝、森安崇之の四国勢や、地元の藤井將は、藤井優の仕掛けに乗って抜け出しを図りたい。