近畿SS班コンビが本線

古性優作

寺崎浩平
強豪がそろいハイレベルなV争い。狙いは絞りにくいが、安定感の高さは古性優作が最上位だ。昨年はG1でVゼロと不本意な成績に終ったものの、高松宮記念杯、オールスターで準Vなど、獲得賞金は2億円をオーバーしていて、ランキングは第3位。年間を通して安定プレーを披露していた。ここは寺崎浩平の存在が心強く、Vに最も近い存在とみた。その寺崎はオールスターで大輪の花を咲かせて、新SS班となった。グランプリは近畿4車ラインの先陣を受け持ち、正攻法からの突っ張り先行で先手を握っている。ここも古性に前を託されれば強気に攻める。競輪祭で4年ぶりのG1優参を果たした山田久徳も、近畿勢がそろったここは上位進出のチャンス。12月四日市で落車したものの、同月小倉は準V。相変わらず伸びがいい。

眞杉匠
ラインの総合力なら関東勢も引けを取らない。眞杉匠、武藤龍生、佐々木悠葵、坂井洋ら実力者がズラリ。軸になるのはSS班の眞杉だ。グランプリは寺崎に突っ張られると、脇本雄から寺崎の番手を奪い取っている。切れ味鋭いスピードを活かした自力攻撃に加え、ヨコの動きもそつなくこなす。縦横無尽な走りで、関東勢での上位独占を狙う。この大会で9Vの偉業を達成していた平原康多氏が引退したとあって、武藤にかかる期待は大きい。昨年12月は当所着、小田原着、1月豊橋は3連勝と、地元記念に向けて順調にきている。佐々木は昨年の覇者。当所は昨年の9月にも松本貴らを相手に優勝していて相性がいい。関東勢がレースを支配なら浮上してきそうだ。
昨年は落車負傷による欠場も多く、SS班の座を手放した松浦悠士ながら、冬場に入り急復調。競輪祭ではダイヤモンドレースを制すと,12月のG3は3場所オール優参し、佐世保記念、広島記念でVをゲットしている。今年初戦の1月小松島も早速完全優勝。その小松島でも初日特選、決勝と連係して番手を回った河端朋之が好スパートを決めれば、首位に躍り出ても不思議ではない。
スピードスター・中野慎詞が先導役を務める北日本勢も好勝負が見込める。12月は伊東記念で決勝に乗ると、和歌山はV、グランプリシリーズの平塚では準V。自慢の快速を遺憾なく発揮している。G3は優参が多いものの、まだVがないだけに、そろそろ結果を出したい。佐藤友和、和田圭のベテラン勢がが中野を盛り立てる。最近の佐藤は差し脚好調で、昨年の後期はF1戦で3Vを達成。10月当所では後藤大、根田空らを撃破している。北日本勢の動向からは目が離せない。
荒井崇博、北津留翼の九州勢も忘れてはならない。荒井は47歳の大ベテランながらスピードに陰りは見られない。競輪祭で準Vと気を吐くと、12月佐世保記念は決勝進出、同月小倉では25年をVで締めた。小倉で3日間連係した北津留が奮起なら出番が巡る。














