強力関東コンビが主軸
武藤龍生
菊池岳仁、武藤龍生の関東コンビがV争いをリードする。菊池はG1戦でも迫力満点の仕掛けが決められるようになってきて、ダッシュ強烈な先行型としてS級上位戦線に定着。ここもレースを支配していきそうで、そうなれば武藤の腕の見せ所となる。落車の影響もなくなって差し脚にキレが戻っているので、勢いある菊池でも交わして新年のVスタートといこう。3番手を固めそうな大矢崇弘も含めて関東で上位独占が有力だ。
共同通信社で決勝に乗って名を上げた小森貴大もさらなる飛躍を目指して新年初戦から飛ばしていく。近畿の援軍が少ないのでまくり基本の攻めになるが、タイミングを逃さず踏み出していきたい。スピードに乗ってしまえば関東勢にも迫れるだろう。
地元ホームでの新春開催に岡本総が燃える。25年は落車でスタートしたが、復帰後はF1戦でほぼ決勝を外すことなくV1と悪くない1年だった。カマシに威力があって近況も良好な谷口遼平や川口公太朗と力を合わせて強敵に対抗していく。
11月小倉でV実績がある塩島嵩一朗のヤングパワーも侮れない。援護確かな内藤秀久との神奈川ラインにも注意。さらに酒井雄多、大槻寛徳らの北勢も一発を秘めていそう。