GPチャンプ郡司浩が主役

郡司浩平
南関の絶対エース・郡司浩平をはじめ、深谷知広、簗田一輝、渡邉雅也の地元勢と、駒数豊富な南関勢がファンの支持を集めよう。軸になるのはもちろん郡司だ。昨年は念願のグランプリを制して最優秀選手賞に輝いた。特にG3では圧倒的な存在感を示していて、6Vを含む31勝、勝率は約6割と素晴らしい成績を修めている。今年は1月和歌山記念着、同月高松記念in小松島着。まだVには手が届いていないものの、危なげなく決勝に乗っていて、順調な滑り出しといっていいだろう。70周年以来となる大会2V目に向けて視界は良好だ。地元勢の中では、昨年に続き大会連覇を睨む深谷が有力な優勝候補。昨年12月に伊東記念で優勝したばかりだし、7月当所は3連勝と、地元ではきっちり結果を出している。郡司との前後は流動的だが、地元戦だけに郡司に前を託し、脚力を温存する可能性のほうが高いか。昨年は後半戦からぐんぐん調子を上げてきた簗田にも魅力を感じる。12月伊東記念1着では、深谷と3回ワンツーを決めている。準決、決勝はまくりを交わせなかったが、深谷が先行した二次予選は差し切った。南関勢がレースを支配すれば好勝負に持ち込める。

吉田拓矢
グランプリは好内容の3着だった吉田拓矢は、今年も力強い走りを披露している。1月立川記念着、同月高松記念in小松島着と続けて準V。小松島の決勝は、犬伏湧の逃げに乗った石原颯の番手まくりを乗り越えられなかったが、2コーナーで7番手からまくったスピードは際立っていた。自力勝負でも十分に優勝が狙える状態にあるが、杉浦侑吾とタッグを組めるようなら、展開の味方を得られる可能性も出てくる。今年の杉浦は好調で、1月和歌山記念では2着と気を吐いた。

新田祐大
新田祐大、佐藤慎太郎の福島コンビも忘れてはならない。あまり調子が上がってこない新田だが、1月いわき平記念では1着と3連対。佐藤の援護は心強いだけに、総力戦を奏功させての連浮上は考えておきたい。
山田庸平、後藤大輝、井上昌己らの九州勢も侮れない。後藤はここが今年初のグレード戦出場となるが、全国各地のF1戦で先行力を猛アピールしている。昨年の競輪祭で落車した後は実戦に姿を見せていない山田は体調が気がかりだが、井上は1月西武園を準V、2月松戸は完全Vと差し脚の切れが上がってきた。
浅井康太や河端朋之も動きは軽快で一発を秘める。練習中の落車で競輪祭の後は2カ月休んだ浅井だったが、復帰後は1月松戸着、2月松阪着と成績をまとめている。特に菊池岳の番手を奪い取って深谷らを破った松戸の初日特選の動きは秀逸だった。河端も1月大宮記念1着など相変わらずまくり、カマシの破壊力は強烈だ。












