127期による優勝争い

土井慎二 欠場
127期の5選手が、シリーズの目玉。実力伯仲の力勝負を展開するシリーズとなりそうで、本命を決めるのが難しいところだが、土井慎二か。土井は2月西武園MNで、完全優勝。決勝戦は同期の吉田夢が早々に落車するアクシデントにより、目標を失った吉橋秀が番手に競り込むという、もつれた展開に。土井は番手を引き離しながら、単騎で逃げるような形になる中、同期の林佳のまくりを振り切って、優勝しており、冷静さと力強さが際立った。ここも心は熱く、頭は冷静に走れれば優勝候補だ。
対抗格には水澤秀哉を推す。水澤の持ち味は、ダッシュを生かしたカマシにまくりだろう。長い距離を駆けたときの末の粘りに課題はあるものの、2月取手の決勝では1周半駆けて、番手の鈴木裕を寄せ付けない逃げ切りVと、末の粘りの強化が見られた。ここは同期相手にどんな組み立てを見せるか注目だ。直線の長い立川バンクだけに、仕掛けどころも考えてのスパートを見せる形になりそうだ。
吉田航も引けをとらない。2月西武園の準決勝では、同期の池田充に突っ張られたことで、前に出られず、末着での敗退。続く2月高知では、初日に内側追い抜きでの失格をするなど、やや流れが悪いのが心配なところだが、これまで通算4Vの実力者。決勝戦ではまくりで仕留めるレースも多く、ダッシュが長所。立川は2度目の参戦で、前回は8分の1車輪差の準優勝。前回の雪辱を晴らしたい。
加藤駿はもう少し成績の安定感が欲しいところだが、同期を破っての優勝が3度あり、一撃の力を秘めている存在。ここも当然侮れない。
三浦生誠は参加する同期の中で唯一、まだ優勝経験がないが、2月広島を連勝で勝ち上がるなど、力が付いてきた印象で、初優勝がここであっても不思議ではない。



