GPチャンプ郡司浩が主役

郡司浩平
全日本選抜の結果で多少は評価が変わってくるかもしれないが、主役を務めるのは、グランプリ2025を制した郡司浩平だ。今年はまだ優勝には手が届いていないものの、極めて順調にきている。初戦の1月和歌山記念でオール連対の準Vと好スタートを切ると、同月高松記念in小松島は二次予選、準決を連勝した。更に2月静岡記念着。準決は援護を失くしてよもやの敗退となったが、力強い走りで3勝をあげていて、まったく調子に問題はない。切れ味鋭いスピードを効かした自力攻撃で別線を粉砕しよう。同県の佐々木龍が郡司に続く。1月静岡で準V、2月松戸の初日特選2着など、最近の動きはまずまずだ。郡司の踏み出しに集中して神奈川ワンツーを目指す。

古性優作
昨年は無念の無冠に終った古性優作だが、獲得賞金は2億円超でランキング第3位と底力を示した。ただ、郡司とは対照的に、今年の動きには鋭さが見られない。1月大宮記念は着と確定板を外さなかったものの、本来の脚勢ではなかったし、同月高松記念in小松島着もらしさを欠いていた。この開催までにどこまで戻せるかがポイントになろう。

嘉永泰斗
新SS班の嘉永泰斗は、自慢のスピードに一段と磨きがかかった感がある。グランプリ2025で、どん尻からジャンの2センターでスパートし、最終バックで先頭に躍り出た瞬発力は素晴らしかった。1月立川記念着の走りも軽快だったが、同月いわき平記念の初日特選で落車し、次場所を欠場している。体調が浮沈の鍵となりそうなので、地元の全日本選抜の動きには注目しておきたい。
地元勢では山口拳矢、志田龍星に期待がかかる。昨年はG3の2Vを含む7Vを達成した山口は、今年も快調なペースで飛ばしている。1月当所で早々と初Vを飾ると、同月高松記念in小松島は着。惜しくも決勝は外したものの、初日特選をまくって快勝するなど、伸びは申し分なかった。自力勝負でも十分に優勝が狙える状態にあるが、志田とタッグを組めるようなら前を任せるか。志田も最近の動きは悪くないし、当所は昨年にG3を制した実績がある。地元勢の動向からは目が離せない。
戦力が充実している中国勢も好勝負が望める。清水裕友、町田太我、河端朋之ら自力型がそろっている。中でもデキがいいのは町田だ。12月広島記念で着と気を吐くと、今年も1月広島で3連勝、同月高松記念in小松島は1着と勝ちまくっている。スケールの大きな先行で別線を沈黙させているだけに、ここも主導権奪取の可能性は大いにありそう。ただ、清水は年頭から欠場が続いていて体調が気がかり。
坂井洋、神山拓弥、吉田有希と関東勢も総合力はかなりのもの。坂井は前回の72周年大会の覇者で、1月大宮記念3着など最近の調子もいい。準決では神山と栃木ワンツーを決めている。














