小西晴の総合力が勝る

小西晴己
競走得点で大きくリードする小西晴己が今シリーズの主役を務める。今期からA級に降級したものの、ここまでの普通開催5場所をすべて優勝と抜群の成績を誇る。その大半は番手回りでの優勝だったが、2月松阪は単騎戦を攻略して、S級に特進した北井佑を破る大金星だった。今期2度のVがある富永益生は、中部連係で小西の仕掛けにしっかりと続いてワンツーに持ち込む。
対抗格には、近況、白星の多さが目立つ中村龍吉を推す。2月小松島の決勝では2着に敗れ特進を逃したが、今年はすでに17勝を挙げており、実績面では申し分ない。ここも持ち味の地脚を生かした仕掛けでV争いに加わる。地元の古川宗行、福田拓也の関東両者はともにタテ型だが、中村との連係が望めれば、優勝のチャンスも増す。
張野幸聖の機動力も魅力的だ。2月松阪MNでは完全優勝で今年の初Vをゲット。まくりが多いタイプではあるが、7場所連続で優出と安定した成績を残している。追走技術の高い佐藤成人は、張野の仕掛けに乗って上位進出を目指す。
競走得点上位者がそろった南関勢も軽視はできない存在だ。調子を崩した時期もあった荒川仁だが、今期は1月伊東で優勝があり、3月広島、4月岸和田と連続で優出している。荒川が果敢に攻めれば、白戸淳太郎、成田健児の神奈川のベテランコンビの浮上も十分だろう。








