木村優が逃走劇を披露

木村優駿
チャレンジ戦らしく若手機動型がそろった開催でも、積極性で群を抜いている木村優駿が主役だ。優勝回数は2回と意外に少ないが、これは先行を貫いていることによるもの。準Ⅴは10回ある。予選では前受けからの突っ張り策が主で、ここも多くの仲間を勝ち上がらせる走りをしてくるだろう。最近の競輪では珍しくなった3.77の軽いギヤ倍数も、将来のことを考えてのもので、スケールは十分。ここでも堂々と風を切り、押し切りを図る。
辻田祥大は、今回が復帰戦の予定で、仕上がりが気になるところだが実力はある。成績に安定感はほしいところだが、初優勝を飾った昨年7月の取手では吉岡優のまくりを振り切って逃げ切っている。実力を発揮すれば2度目の優勝も十分狙える存在だ。
米村光星も侮れない。新鋭相手にも互角以上の戦いを見せており、3月岐阜では真木寛を破って優勝を飾り、続く熊本もトップクラスの新人が激しくやり合う展開の中で準Ⅴ。位置取りも巧みで、その点はルーキーに相手に優位性がある。ここも要所では好位置を譲らずに立ち回り、仕留めよう。
今開催がデビュー戦となる十文字悠真は、ようやくその実力のベールを脱ぐ。ダッシュが長所で、持久力が課題と本人は語っていたが、1年近い自粛期間にどれだけ上積みがあったのか、楽しみな一戦だ。緊張のレースとなろうが、まずは一走してから流れをつかみ、先行く同期を追いかけたいところだろう。
地元の新人である右近陸人はかなりレースには慣れてきてレースの幅も広がってきた。当所では1月開催で初優出しており、今回も最低でも優勝争いには加わっていきたい。



