競輪ワールドシリーズが開幕

ハリーラブレイセン
短期登録制度の下で毎年実施されてきた外国人選手招聘レースが7年ぶりに復活する。その「競輪ワールドシリーズ」がこの防府開催から始まる。今回はラブレイセン、トゥルーマンが参戦。日本のトップクラスの選手に世界の豪脚を披露する。本命に推すラブレイセンは文字通り世界ナンバーワンの選手だ。24年のパリ五輪でのケイリン、スプリント、チームスプリントをはじめ、五輪で5つの金メダル、世界選では実に20個の金メダルを獲得とこれまでもいなかったような自転車競技短距離種目の絶対王者。鉄のフレーム、ギヤに規制がある日本の競輪、ライン戦への対応など初挑戦となるだけに未知数な部分はあるが、持っているスピードを出し切ればまず負けないだろう。逆にトゥルーマンは今回の外国人選手の中ではただ一人過去に日本の競輪を経験しているという強みがある。18年、19年に参戦して7Ⅴ、19年4月に伊東で行なわれた第9回「国際自転車トラック競技支援競輪(G3)」では決勝2着に入っている。こちらも7年ぶりのレースでいきなりポテンシャルを発揮できればラブレイセンと同様に日本勢を寄せ付けないだろう。
対する日本勢では、地元の絶対エースの清水裕友と町田太我の中国コンビの名前が光る。町田は踏み出しの切れに難点があった課題も克服して先行パワーをフルに発揮。日本選手権も着で準決に勝ち上がり、松浦悠の決勝進出にも貢献した。清水も3月当所でのウィナーズカップで決勝3着など動けていて、町田との連係ならさらに外国勢との好勝負にも期待が持てる。
新田祐大も外国勢との対戦に闘志を燃やす。全盛期の力はないにしてもグランドスラマーとしての底力は一級品で、爆発的な加速力は健在。差し脚が切れまくっている阿部力也との北コンビも楽しみだ。
さらに復活なった阿部将大も見逃せない。単騎で俊敏に立ち回って優勝した3月西武園G3だけでなく、F1戦をV2、ダービーも着と好走していて、ここも存在感を発揮しよう。
小林泰正、志田龍星の機動型や佐々木龍も上位進出を目指す。
ガールズ戦も、パリ五輪のケイリン、スプリントで女子初の2冠を達成したアンドルーズ、グロの2人に、元ナショナルチームの梅川風子、鈴木奈央らが挑む。






