絶対女王の佐藤水菜

佐藤水菜
参加42選手のうちファン投票得票数上位者20名に優先出走権が与えられるGⅠ。実力に、華やかさも加わった真夏の夜の頂上決戦だ。本命はここも絶対女王の佐藤水菜で揺るがない。パールカップではGⅠを7大会連続で制し、自身の持つGⅠ優勝記録を8に更新。相手の動きを完全に掌握した上で自分がここと思うタイミングでレベルの違う一撃を放って圧勝劇を続けていて、少しでも差を縮めようとたゆまない努力をしているライバルたちに逆転を許す気配はない。しかも、夏場は競技での遠征などもなく体調も管理しやすいし、直前には立川でグロ、ファンデルワウと対戦して優勝し気持ちを高めて臨めるだけに、さらにGⅠ優勝回数を伸ばしていくだろう。

仲澤春香

児玉碧衣
相手はナショナルチームの僚友の仲澤春香とみる。昨年からGⅠに出だして連続優参していて、パールカップでは逃げて準Ⅴ。児玉碧衣が当日欠場した決勝だったが、佐藤にはまくられながら真後ろに付けた久米詩らは封じた。西準決では最後方からのまくりで児玉らをまとめて破っていて、持ち前のパワーで経験の浅さを全く感じさせない。着実に成長している楽しみな存在だけに、先を行く佐藤と好勝負を演じたい。
10年連続ファン投票1位の喜びを力に変えて児玉が佐藤超えを目指す。パールカップでの思わぬ怪我で一とん挫あったものの、復帰後は逃げ切りで連続完全優勝と急ピッチで盛り返してきている。このまま順調に上げていければ最も佐藤を脅かす存在になるのは確か。グランプリで新車にトライしたところから始まったことが形になってきたところでの怪我は痛かったが、早速巡ってきたリベンジの舞台。長い距離を踏んでの手応えも手に、自信を持って攻め切る。
スピード勝負なら太田りゆか梅川風子か。太田はオールガールズクラシックで佐藤の後位を追走する手に出て準Ⅴ。やれることは何でもやって勝利を目指す姿勢を見せたが、勝つなら佐藤の動きを見てから踏むより、前に位置して先に仕掛ける方がベストか。パールカップが散々だった梅川は腰の不安なく戦えるかだ。
勝負強さなら尾崎睦、久米詩、吉川美穂を推したい。3人ともGⅠに照準を絞って色々なことにトライしており、普通開催で取りこぼしがある一方、大一番には仕上げて来る印象が強い。集中力高く流れに乗っていってV争いに加わる。
今年に入ってすでに12Ⅴの柳原真緒と山原さくらも充実一途。2人とも普通開催で無双しているだけでなく、GⅠでも好走歴があって機動力は申し分ない。好機にスパートなれば勝ち上がりだけでなく決勝でも怖い存在と化そう。
小林莉子と那須萌美も流れへの対応力はさすがで、総合力が高い選手。復活ムードの坂口楓華も含めて目が離せない。














