鈴木輝の総合力上位

鈴木輝大
総合力でリードするのが前期S級の鈴木輝大だ。今年の前半戦はS級で7勝。4月京王閣は2連勝で決勝へ駒を進め、4月名古屋G3では一予で敗退も敗者戦を3連勝。目標が付き番手で展開に恵まれるケースもあったが、勝機を逃さないどん欲な姿勢は評価したい。今期は降級初戦の7月弥彦で優勝。追い込みに戦法をシフトしつつあるが、まくりを打つタテ脚は健在で中心は揺るがないだろう。機動力ある荒木貴大、ダッシュ力抜群の今井希、今期2班に昇班した木村優駿らと埼京ラインを形成して優勝を狙う。
坂本紘規は地元バンクで意地を見せたい。今期は5年ぶりのA級暮らし。自身初の降級で悔しい気持ちを味わい、再びS級の舞台を目指す闘志が高まっているはず。地元ではチャレンジ時代も含めて優勝がないだけに、より勝ちたい思いを全面に出して3日間を戦い抜くだろう。援護に回るのは底力上位でガッツマーカーとして貫禄がある山田敦也。山田とは降級初戦の函館でも連係し、準決勝では見事にワンツー。坂本にとっては経験豊富な山田のサポートは頼もしく、思い切った仕掛けを打つことができる。自力を兼備する前川大輔、マーク戦に安定感がある宇佐見優介の福島勢ともうまく連係して、勝機を高めていきたい。
南関勢は坪内恒の機動力が浮沈の鍵を握る。今年はほとんどの開催で優出を外しておらず、安定感が際立つ。今期初戦の松戸決勝では後位のもつれを尻目に力強く逃げ切って優勝を飾っており、幸先のいいスタートを切った。勝ちパターンは後方で脚力を温存してから放つスピード鋭いまくりで、高い勝率を残している。戦況を見極めて好スパートに持ち込めば別線撃破は十分可能だ。タイトルホルダーで実績最上位の渡邉晴智は本来ならV候補の一角に名を連ねるが、7月前橋の落車の影響が気がかり。どこまで状態を立て直せるか。万全の仕上がりなら当然上位争いに割って入る。








