古性優作が軸の近畿勢

古性優作

吉田拓矢
古性優作、南修二の大阪S班コンビに、地元京都から村上博幸、山田久徳、窓場千加頼、谷内健太、さらに近畿のニュースター市田龍生都、中釡章成らが鉄の結束でⅤ獲りにまい進する。本命は古性だ。オールスターでGⅠ戦3連続Vの離れ業は達成できなかったが、決勝は単騎の戦いになった上に、四国が4人で結束、さらに眞杉匠-吉田拓矢の関東S班勢もいてと非常に出方が難しいレースになった。状態は引き続き安定しているので、味方が多いここは期待に応えるだろう。オールスターは反省も残るも81721着と先行力をアピールする場にもなった市田、同郷の中釡、地元の谷内を鼓舞しながら、最後はトップスターとしての威厳を示す。どうあれ古性の後位は南の指定席。落車や失格に苦しめながらペースを乱すことなく、8月前橋記念では優参。地元の村上、山田、窓場は近況一息だが、ここは踏ん張りどころで、近畿が多数勝ち上がって大阪勢とは別になっても、谷内や市田を目標に結果を求めていく。
サマーナイトフェスティバルをⅤ、オールスターを準Ⅴと古性に次いで獲得賞金2億円オーバーが見えてきた吉田。タテ脚の切れなら今や競輪界トップと言って過言ではない。ただ、オールスターは初戦で落車したのを気力で補って戦い抜いたもので、デキに関しては満足というには程遠いものだった。続く場所は欠場していて、どこまで調子を戻しているかが鍵になるだろう。吉田にとっては前を任せてすでに何度も1着を取らせてもらっている好相性の杉浦侑吾との連係が実現すれば大きくⅤに近付くが果たして。

犬伏湧也
オールスターで石原颯との連係を実らせ遂に競輪界の頂点に立った犬伏湧也が参戦してくるのも楽しみだ。決勝で古性、吉田を破ってタイトルホルダーとなったことで、中四国のスピードスター軍団のリーダー格はさらに責任感を増した。中四国で上位クラスが同型の町田太我くらいしか見当たらないので、単騎の戦いを強いられる可能性が高そう。それでも卓越したダッシュを誇るだけに、タイミングを逃さず仕掛けていければ敵をまとめて粉砕することは可能。昨年に続き奈良で行なわれるこの記念を連覇は十分だろう。
山田庸平は前橋記念では準決敗退に終わったが、目標と共倒れの結果だったしシリーズ2勝を挙げていただけに悲観する必要はない。九州の大将格として、8月松戸記念で優参の阿部将大、前橋の初日特選で前を任せた伊藤旭らを束ねてラインから優勝者を出す流れを導きたい。
前橋記念で3連勝して決勝に乗った浅井康太も元気いっぱい。初日特選は後方からまくりを決めての勝利でまだまだ自分でやっても一発がある。好調な根田空史と佐々木眞也の南関勢も見逃せない。根田にとって奈良は記念初優勝を決めた場所で、2度目を狙うには絶好の舞台だろう。佐藤慎太郎は怪我の影響がなくなっていれば。














