今年ラストは尾野翔の独壇場

尾野翔一
26年の青森競輪の最終戦は、尾野翔一がⅤで締めくくる。ナショナルチームで鍛え上げられたスピードは未だ特別昇級を果たせずにいるのが信じられないA級では飛び抜けたもの。展開もあって取りこぼしも散見するものの、常勝が義務付けられた状態で白星を重ねていて、今年は54走した時点で34勝、2着12回でⅤ7。九州の援軍は手薄なシリーズとなるが、尾野にとっては特別珍しいことではない。仕掛けのタイミングだけは逃さないように集中力を高めて内容、結果ともに追求する。
尾野が相手では他地区勢は圧倒的に分が悪いが、地元の田口勇介は意地を見せたいところ。降級してから決勝を外す場所が多く、かなり物足りない戦績も、大崩れはしてないし、自分の競走はできているので立て直し可能だ。準決、決勝とスーパールーキー伊藤京介を相手に真っ向から先行勝負に出た10月取手着がきっかけになるかも。前期S1班の保科千春に、スジの目標手薄な太刀川一成の加勢もあれば面白い。
矢部駿人が一線級の先行型に成長してきただけに、岩本純。青井賢治との中四国勢からも目が離せない。矢部が思い切った積極策でレースを支配しても、そのまま押し切るのは簡単ではないが、尾野の仕掛けが遅れればあるいは。また、その場合は今期に入って優参続きとリズム好転の岩本がチャンスをモノにするかも。
関東勢は秋本耀太郎、土田武志、中山拓人と主力に機動型がそろった。ただ、好調といえる選手はいないので厳しいか。









