検車場レポート
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| 村上 博幸 京都 86期 |
後ろ攻めの太田竜馬が上昇して打鐘で主導権を奪うとすかさず巻き返しに出た三谷竜生を香川雄介がブロックして勢いを止めて最終ホームを迎える。太田がペースを上げるも村上博幸に拾われて中団で立て直した三谷が間髪を入れずに2コーナーからまくり出る。三谷は3コーナーで香川のけん制を乗り越えて強引にまくり切ると勢いを貰った村上がゴール前で交わした。
「ホームで（三谷を）迎え入れたけど、結構踏んでいたので逆に迷惑かなと思った。迎え入れてから、もし無理な時を考えて自分で踏むコースを探したけど、その考えは間違いで間髪入れずにまくりにいくんだから凄い。余裕はあったけど、とりあえず（三谷が）強かった」
立て直して強引にまくり上げた三谷竜生は村上に交され2着に。
「（香川さんに）一発もらってキツかったが入れてもらったのでもう一回いこうと。内容はあれだけど、村上さんと決まって良かった」
まくり切れず5着の山田英明は仕掛け所を逃がして反省する。
「あれだけやってくれれば本来なら自分の展開。ホームでいかないといけないのに準備ができていなかった。その後も（三谷君より）先に動かないと行けなかった。三谷君は良い意味で普通の選手じゃないので勉強になる。もっと練習して力をつけないと」