検車場レポート
川口 聖二 岐阜 103期 |
赤板で先頭に立った吉田昌司がペースを緩めると、6番手の川口聖二が打鐘前から一気のスパート。吉田を4コーナーでは叩き切ると、最終バックでは北野武史と2車で後続を離す。川口は北野とのマッチレースも制して力強く押し切った。
「オープニングレースは緊張しましたよ。前検日の前の日の10:30に入った追加で48時間後には走っていますからね。とりあえず(吉田を)出させて流していたら行こうと思って、流したので、すかさず行った。今回からセッティングを変えてきたので、もうちょっと欲しいですね。ダッシュは良かったけど、最後に北野さんに差し込まれているので」
ワンツーを決めた北野武史は川口の強さを称える。
「あとは差すだけだと思ったらね・・・。あいつ(川口)は強いし、直線は短い。でもさすがだね。差したかったけど、疲れ、遠征、朝一でいつもと感触と違った」
吉田昌司は一旦前に出るが、川口に叩かれて力不足を痛感。
「全然弱いですね。見過ぎてしまいましたし、自分のパターンに持っていけなかった。課題だらけです」