検車場レポート
寺崎 浩平 福井 117期 |
吉武信太朗、引地正人の順で押さえて出て、人気の寺崎浩平は赤板2コーナーで7番手。打鐘の2センターから反撃に出た寺崎が踏み込むと、引地も合わせてペースを上げるがスピードが違いすぎる。中近ライン3車で出切って、別線には出番がない。番手の近藤龍徳も寄せつけず、寺崎が危なげなく押し切った。
「(仕掛けて)行く場所を決めていたんで、前に関係なく行きました。気温も上がってますし、バンクも軽かった。だから、しっかり先行すれば残れると思って自信をもって行った。ラインでワンツースリーだったんで、それも自信になりました。2020年最後の開催でしっかり優勝で締めくくれるようにしたい」
寺崎マークから2着に流れ込んだ近藤龍徳は、寺崎を手放しでほめる。
「(寺崎は)距離が長いかなって思っても、行くところいく選手ですからね。敵だと怖いけど、味方だと本当にありがたい。自分はなんとか付いていってる。いい時が10なら、まだ2とか3ですね」