検車場レポート
                     
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| 大森 慶一 北海道 88期 | 
 打鐘前から仕掛けた稲毛健太が最終ホーム手前で高橋築を叩き切り主導権を奪い、菅田壱道は8番手に。最終バック9番手の大森慶一は絶体絶命かと思われたが、2センターから菅田の内に進路を取ると、立川の長い直線驚異的な伸びで突き抜けた。
 「あんなに伸びるとは。前が遠くて厳しかったが思ったよりも伸びた。コースを見つけて踏んでいった。気持ちいいぐらい伸びましね。なかなかない。雪道ばかり乗っていてピストに乗っていなかったので感じはどうかなと思っていたけど、大丈夫そうです」
 稲毛の先行を利した村上義弘が直線で交わして2着。
 「(稲毛)健太が良いピッチで駆けてくれた。高橋君を警戒して楽な駆け方ではなかったけど、最終ホームで踏み直したカカりは良かった。3番手からまくってくれれば煽りを作れたけど健太のカカリが良くて判断が難しかった。12月から前の自力が頑張ってくれて良い流れを作れたので、その流れを途切れさせずに一戦一戦頑張りたい」









                  