検車場レポート
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市橋 司優人 福岡 103期 |
高橋晋也、伊藤颯馬の115期の2人の意地がぶつかり合った。初手で中団に位置した伊藤颯に併せ込んでけん制した後、高橋が打鐘で主導権を奪いに行く。突っ張り気味に踏み上げる畑段嵐士をねじ伏せた高橋が先制するも、ホームからのスパートで伊藤颯が襲う。115期両者の壮絶なモガき合いは直線まで続き、高橋が踏み勝ったが、伊藤颯マークの市橋司優人がゴール前で一気に踏み出して高橋を捕らえた。
「(伊藤)颯馬が頑張ってくれました。ずっと頑張っていたのでまだ踏めないなと思って我慢したけど、後ろに島田(竜二)さんもいたので踏ませてもらいました。自分だったら構えていたレースだったと思うから、颯馬が行ってくれてありがたい。今シリーズは日に日に良くなっていったけど、道中がキツかったのでまた帰って練習します」