検車場レポート
小林 泰正 群馬 113期 |
河端朋之が打鐘前2コーナーから一気に主導権を握ると、小林泰正は巧く先手ラインを追って4番手を確保。2コーナーのくだりから仕掛けた小林が前団をまくり切って昨年大会に続いて1着スタート。
「自分としては先に切らないと、本来は重なるところ。近藤さんのヨコが甘くて、たまたま入れた。展開が向いた。あんなりすんなりだったのに、思いっきりいい良いのが欲しかった。昨年も1着スタートだったけど、2日目に失格をしている。今回は4日間で2回はバックを取りたい。今日は取れなかったので、明日以降は頑張る。立川記念の後に鎖骨に入ってたワイヤーを抜いてから良いですね」
古性優作は稲毛健太が不発の窮地になったが、冷静に状況を見極めて自らまくる。
「(稲毛が)1コーナーでフワフワしていたので状況を見てからでした。3コーナーの煽りで車輪が飛んで伸びなかったけど、感触は悪くない。1カ月半あっ旋が止まっている間にやりたいことが全部できたし、納得できる状態。それを(前回の)大垣で試すこともできたし、今回はフレームを1台しか持ってきていない。悩みがない状態です」