検車場レポート
治田 知也 新潟 121期 |
正攻法に構えていた治田知也は赤板周回手前から誘導員との車間を空けて待ち構える。上昇してきた田村純一を突っ張ると、1コーナーで佐藤純嘉が落車するアクシデント。冷静に状況を把握した治田がペース駆けに持ち込みそのまま押し切った。
「今日は(復帰戦で)不安もあって集中しきれていない感じでした。誰か落車したなって気づいたんですけど、(一周回って)戻ってきて3番の方だって。焦らずに駆けました。(8月平まで使っていた自転車に今回から戻したが)自転車の感じはわからなかったですね。でも悪い感じはしなかったです」
番手を回った原野隆は追走いっぱいで、3番手を回っていた長谷川辰徳が直線で強襲した。
「自分は3番手で脚をためられましたけど、治田君が強かったですね。以前、番手を回ったことがあるので。もし番手を回っていたとしても抜けなかったと思います。」