大注目のルーキーが登場! ~ひろしまピースカップ~

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町田太我
地元のスーパールーキー
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山口拳矢
前走で完全Vと勢い一番
2人とも記念初出走

 12月24日(木)から広島競輪場で広島競輪開設68周年記念・『ひろしまピースカップGⅢ』が開幕する。今年最後の記念開催となり、S班は不在だが、勢いある若手が多数参戦した。

 地元勢は10名が参戦。その中でも大注目なのはスーパールーキーの町田太我(広島・117期)だ。「9車立てが今回初めてなのでどうなるかわからない。でもここを目標にしてきたから出場できて嬉しい」と本格デビューから5ヵ月ほどでの地元記念に出走する喜びをかみしめた。「練習の感じも良かったし、仕上がっている。バンクの特長もわかっているから(仕掛ける)順番がきたら自信を持って自分のレースをしたい」と地の利を武器に予選から躍動する。

 もう一人、注目したいのが1レース1番車に抜てきされた山口拳矢(岐阜・117期)。幸二(62期・引退)を父に持つ競輪界のサラブレッド。「F1の勝ちの積み重ねがビッグレースの出場に繋がるから目の前に一戦に集中している」とS級で勝ち星を量産し、直前の伊東では3連勝でS級初優勝を飾ったが、浮かれた様子は一切ない。「思った練習はできなかったけど、状態はキープできている。9車立ては実戦で初めてだけど、養成所時代に経験はある。兄(聖矢・115期)が1、2班で9車立てを経験していて、『レースに流れがあるから走りやすい』と言われた」と実兄からアドバイスを受けての参戦。「1レース1番車は町田君だと思っていたけど、期待に応えられるように頑張りたい」と名誉ある1番車のユニフォームを身にまといオープニングレースを駆け抜ける。

 町田太我は7レース(13時22分発走予定)、山口拳矢は1レース(10時35分発走予定)に登場。¥JOY×プロスポーツの締め切り時刻は発走の5分前となっております。

池端航一記者

2020年12月23日 16時09分

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