根田空史は10秒198を叩き出しタイムトライアルを2位通過

　3月2日～3日にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2023 ラウンド40が開催される。中心は優勝街道を突き進む藤井侑吾。PIST6では12連勝中と勢い十分で、強豪が揃う今シリーズでも優勝候補の最右翼だ。対抗格は地元の根田空史。5度の優勝経験があり実績面では引けを取らず、先行力高い両者の一騎打ちの様相を呈している。以下は村田瑞季、小畑勝広、田川翔琉、大西祐といった実績豊富な選手が名を連ねて、今シリーズを盛り上げる。

　1日の前検日にはタイムトライアルが行われて、注目を集めた藤井侑吾は10秒162を叩き出し全体1位で通過した。
　「タイムトライアルは伸びていってる感じがあったし、自己ベストを出せてうれしい。PIST6では3場所連続で1着を取れているし、今節も頑張りたい。PIST6を走ると現行競輪の方も調子がいい。奈良記念では準決はけん制をもらってダメだったけど、それ以外はいいレースができたと思う。前から引いてカマシのスタイルも別線に警戒されて決まりづらくなっているので、今後は突っ張りとかもやっていかないとダメだと思う。それでも人気をしてしまうし、周りから求めれらるのはカマシなので難しいところですけどね。あとは気持ちを強くもつことが大事だと思う。今回も行ける所からしっかり仕掛けて、長い距離を踏んでいきたい」

　PIST6では圧巻の機動力を披露して12連勝中と、近況は向かうところ敵なし。現行競輪での動きも良好で、今シリーズは4連続Vに期待が懸かる。

• 選手詳細データ

• 
  藤井侑吾 選手愛知・115期