タイムトライアルは121、123期の若手機動型が上位を独占

　4月29日（月）からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2024 4月 第4戦が開催される。今節は実力ある好メンバーが集結したが、その中でもオリンピアンとして世界と戦った経験のある中川誠一郎の実績が頭一つリードしている印象。他にはこれまで6度の優勝経験を誇る伊藤信や地元のホープ・荒川仁、3Vの徳田匠など豪華なメンバーが顔を揃える。
　
　28日の前検日にはタイムトライアルが行われて、優勝候補の中川は10秒461を叩き出し全体6位で通過した。
　「（タイムトライアルは）自分のなかではやったほうですね。特にセッティングもいじらずにレースに臨みます。（ウィナーズカップで落車して）腰の痛みがひどかったけど、痛み落ち着いてきて復帰できると思ったので（PIST6に）きました。戦える状態にはあると思う。7月に熊本競輪場が再開されるし、そこに向けてと思ったけど落車で予定が狂った。お金が大事だっと思っていたけど、やっぱり体が大切ですね（笑）。前回は河端（朋之）君と初めてPIST6で対戦しておもしろかった。今回は若い子も多いしおもしろい開催になると思う。もちろん、しっかり力勝負をしていきたい」

　落車明けではあるが、今シーズの中でも底力は断然。勢いある若手機動型の挑戦を退けてタイトルホルダーの力を示す。

• 選手詳細データ

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  中川誠一郎 選手熊本・85期