地元・西武園記念につながる走りを

　8月6日（水）からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2025 8月 第2戦が開催される。優勝経験者7名が参戦する混戦模様のシリーズで、棚瀬義大（岐阜・123期）、長田龍拳（静岡・117期）、鈴木浩太（千葉・121期）など20代の若手機動型が多く顔をそろえたが、一番の注目はPIST6初参戦となる森田一郎（埼玉・125期）だ。125期生の卒記チャンプであり、昨年10月には125期で一番乗りでS級に特進した有望株。しかし5月京王閣FIの決勝戦で落車し、今回が復帰戦となるだけに状態面が気になるところだ。

　「京王閣決勝の落車で左の鎖骨と骨盤を骨折した。鎖骨は多少痛むことがあるが、走る分には大丈夫だと思う。昨年までナショナルチームで練習していたが、ナショナルチームで練習し始めた最初の頃は恐怖心があったし、慣れてきた頃にナショナルチームを辞めてしまった。それ以来の250mバンクなので、あまり自信がないですね。（千葉250バンクは）学生時代に走ったことがあるので、その感覚を思い出しながら走れれば。今月末には地元記念があるので、そこに向けてという意味でもこのPIST6で優勝したいですね」

　朝日大学時代には自転車競技のケイリン種目で実績を残しているだけでなく、昨年までは伊豆に練習拠点を置いてナショナルチームで練習を積んでいたとなれば初のPIST6でもその期待は大きい。また今月末には西武園記念が控えており、今回しっかりと結果を残して、初の地元記念につなげたいところだ。

• 選手詳細データ

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  森田一郎 選手埼玉・125期