自信出てきた照井力斗が一発狙う ~京王閣競輪場~

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照井力斗
初の決勝でも自然体で臨む
レースに慣れて本領発揮へ

 京王閣競輪場で行われている『トヨダビールカップ&スポニチ杯』が8月19日(金)に最終日を迎える。

 照井力斗(岩手・121期)は本格デビュー後、3場所を走り準決勝突破が壁になっていたが、18日3レースの準決勝で4車ラインの先頭で果敢に先行。田山誠にまくられたものの2着に粘り込んで初の決勝進出を決めた。
 「初めて決勝に上がれたのでうれしいです。初日に力を出し切れたのが大きい。それで余裕ができて、準決勝は腹筋に力を入れることに集中して走ったら脚に余裕がでてきた」

 〝腹筋に力を入れる〟ことについて詳しく聞くと「腹筋に力を入れることを意識して走ると、フォームがよくなるみたいで。練習では乗りやすいフォームを考えているときに腹筋を意識したら走りやすかった。余裕が出てきたのでレースでも、とにかく腹筋、腹筋って(笑)。タイムもよくなっていたのでよかったです」

 決勝は単騎となり「(勝ち上がりは)逃げ、逃げだったけど、まくりも苦手意識はない。単騎で逃げても仕方ないので、腹筋を意識して気楽に優勝を狙って楽しんで走りたい」と初の決勝でもプレッシャーはないだけに、一発もありそうだ。
 

角田祐馬記者

2022年8月18日 21時35分

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