丸山留依が特別昇班を達成 ~平塚競輪場~

photo-108123
丸山留依
宇都宮で行われたルーキーシリーズプラスで写真撮影に応じる
父親は現役で活躍する丸山啓一

 8月17日に平塚競輪場で行われたモーニング競輪の最終日、チャレンジ決勝戦の7レースに出場した丸山留依(静岡・127期)が完全優勝を飾り、3場所連続完全優勝でA級2班へ特別昇班を決めた。

 レースは初手で5番手に位置した丸山が赤板手前から上昇すると、前受けの成海大聖は出させず突っ張る。丸山はゆっくりと車を下げると、単騎の増成富夫が打鐘から一気にカマして主導権。ペースを上げて後続を突き放しにかかる増成だが、最終ホームから丸山が巻き返す。成海が牽制を見せるが、加速する丸山は一気に乗り越え、最終4コーナーで増成を捕えると1着でゴール線を駆け抜けた。

 丸山は青森、静岡に続いての完全優勝を達成し、次走はA級戦へステップアップ。127期では早期卒業生の市田龍生都(福井)以来二人目で、デビューから前評判通りの力を見せている。父で師匠の丸山啓一(静岡・74期)は未だ現役で活躍しており、父がかつて主戦場としていたグレード戦線でも活躍する日はそお遠くなさそうだ。

 

及位然斗記者

2025年8月17日 12時50分

開催情報

ページトップへ