「力を出し切るレースをしたい」

　7月4日（火）～6日（木）にかけて、松戸競輪場でミッドナイト競輪が開催。今シリーズは9R制で、A級3班チャレンジ戦と、A級1・2班戦が行われる。

　今年プロになったばかりの123期のルーキーはいよいよ本格デビューとなり、合計4名が松戸バンクに登場。ルーキーシリーズとは違い、経験豊富な先輩選手達と激突する。

　その中でも第4Rに出場する地元期待のホープである山田駿斗（千葉・19歳）に注目。高卒現役で適性試験を1位で合格し、養成所入りした逸材だ。地元松戸で開催されたルーキーシリーズの決勝戦では落車してしまい、ケガの影響が心配されたが、「首を少し痛めたけど、あとは擦過傷と打撲程度でした。ずっと休んでいたけど、脚を戻すために必死で練習した」と地元戦に向けて準備はできたようだ。本格デビューを迎えるにあたって「前を取って先行の形に持ち込めれば良い。まだペース配分とかは分かっていないけど、力を出し切りたい」と意気込みを語った。
　持ち味は水泳と陸上で鍛えた心肺機能と、長い距離を踏み切れる脚力。走り慣れたホームバンクで、臆することなく強気に攻めて、白星をつかみたい。

• 選手詳細データ

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  山田駿斗 選手千葉・123期