初日は師匠の須藤直道と連係

　3月21日から川崎競輪場でF2ナイターシリーズが開催される。今シリーズの注目は123期の新鋭・浮島知稀（群馬・123期）。前場所のルーキーチャンピオンレースでは、果敢な先行策で後ろの優勝に貢献し、今節も内容重視の走りを心掛ける。

　「前回のルーキーチャンピオンはもう少し逃げ残りたい気持ちもあったけど、先行すると決めていたし、後ろの2人がワンツーだったのでやるべきことはやれたと思う。今回は師匠（須藤直道）と一緒のあっ旋で、初日も一緒の番組。前回西武園で連係した時は、予戦と準決のどちらもワンツーを決めることができなかった。その時よりは緊張しないと思うし、今度こそ2人で決めたい。この間は宇都宮に行って眞杉（匠）さん達と一緒に練習した。レベルの差を感じた。上に行って戦うためにも、今は先行をメインに考えて走るようにしているので、今節もしっかり力を出し切る競走をしていきたい」

　適性組ながら本デビュー後は機動力の高さを見せ付けて勝ち星を量産。昨年の9月に特別昇級を果たしてからも、A級1、2班戦で3Vを挙げるなどポテンシャルは非凡だ。初日は予選のメイン11Rに出走予定で、師匠を背に気合十分の走りで魅せる。

• 選手詳細データ

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  浮島知稀 選手群馬・123期