初優勝は誰の手に…

　ルーキーシリーズ2024in富山は、5月5日（日）に最終日が行われる。決勝戦は、女子が11レース、男子が12レースに行われる。女子は卒記クイーンで在所1位の仲澤春香（福井・126期）の力が抜けている印象だが、男子はまさに激戦。連勝で勝ち上がった栗山和樹（岐阜・125期）は、クレバーに優勝を狙っていきそうだ。

　初日は内につつまれる苦しい展開をしのいだ栗山。2日目は先頭が目まぐるしく入れ替わるルーキーシリーズならではの一戦を、冷静な運びから一撃で仕留めた。
　「入れ替わり、立ち代わりで激しいレースだったんですけど、たまたま南部君の後ろにハマれて良かった。南部君は行く気満々でしたし、カマすだろうなと思ってました。不発でも、脚はたまっていたのでその上を行こうと思ってた。2コーナーの山降ろしで加速していけましたね。ルーキーシリーズは仕掛けたい子がいっぱいいて、それに付き合っていると自分の着がなくなってしまう。自在に動いて、ピンピンで来れているのは良いですね」

　決勝も「自在には考えたい。その中で自力を出せるのが理想です」と勝負に徹する構え。3連勝での完全Vで、同期の中での優勝一番乗りとなるか、注目だ。

• 選手詳細データ

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  栗山和樹 選手岐阜・125期