グランプリ賞金争いの行方は!?

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決勝も連係する清水裕友(左)と松浦悠士(右)。2人とも初タイトルを狙う
令和初のグランプリを目指して

 第61回競輪祭は11月24日に決勝戦を迎える。優勝者が決まると同時に、グランプリ出場権争いも終幕を迎える。

 競輪祭開催前には中川誠一郎(熊本・85期)、脇本雄太(福井・94期)、新田祐大(福島・90期)、村上博幸(京都・86期)がタイトルを獲得し、グランプリ出場の選考要件を満たしていた。さらに、賞金順位で3位の佐藤慎太郎(福島・78期)、4位の清水裕友(山口・105期)が賞金面で当確という状況で、残るシートは3つの争いで開催された。

 賞金順位の上位陣が順当に一次予選を突破する中で、開催4日目の『二次予選B』5Rでアクシデント発生。賞金順位6位の郡司浩平(神奈川・99期)が落車し、後頭部を打撲。欠場を余儀なくされた。郡司と賞金争いの渦中にいた平原康多(埼玉・87期)、松浦悠士(広島・98期)は決勝に進出。両者は決勝で完走を果たせば、賞金ランキングで郡司を上回ることになり、残る1つのシートを巡り決勝戦が行われることになった。

 今年の共同通信社杯を制した郡司が初のグランプリ切符を手にするのか、賞金順位圏外から優勝して切符を掴む選手【和田健太郎(千葉・87期)、吉田拓矢(茨城・107期)、柏野智典(岡山・88期)、木暮安由(群馬・92期)、坂口晃輔(三重・95期)、諸橋愛(新潟・79期)】が現れるのか。今年のラストG1の結末から目が離せない。

 松浦悠士は準決勝を突破して決勝を完走すればグランプリが当確という重圧の中で準決勝を戦っていた。「今までに感じたことのないくらい緊張して、周回中に脚にきていた」と、かつてないほどのプレッシャーを感じていた。その緊張感に打ち勝ち「(清水が)出切ってからは焦らずに落ち着いた」と清水が堀内俊介(神奈川・107期)を捕らえ切った後はしっかりと差し切って決勝に進出。「(清水)裕友と一緒は心強かったが、ここまでこられたのは裕友だけではなく、中四国の先輩の教えがあってこそ。とにかく感謝しかない」と喜びを噛みしめた。「決勝進出で最低限の第一関門を突破。優勝できるように」と決勝では初タイトルを目指す。

小山裕哉記者

2019年11月23日 22時30分

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