大楠賞争奪戦が4月23日に開幕 ~武雄競輪場~

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荒井崇博
地元記念連覇なるか
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山田英明
地元記念に気持ちを込める
熱戦に乞うご期待!!

 武雄競輪場を舞台に開設70周年記念「大楠賞争奪戦(G3)」が、4月23日からスタートする。新型コロナウイルスの影響を受けて全国で開催中止が相次いでいるが、今回は厳重な対策を講じて開催される。23日の前検日にはS級S班4人をはじめ、ナショナルチームに所属している深谷知広(愛知・96期)や、ディフェンディングチャンピオンの荒井崇博(佐賀・82期)、ウィナーズカップでビッグ初参戦、初優出を果たした高橋晋也(福島・115期)など、各地区から豪華メンバーが集結した。

 地元の核となる荒井崇博は、予選のメイン11Rに登場。大会連覇に向けて、好スタートを切れるか。
 「騒がず、焦らず勝ち上がろうと思ったけど、初日から(深谷知広の番手は)ドキドキやね(笑)。とりあえず付いて行くことに集中します。(地元記念が予定通り開催されることは)いろんな意見があるやろうし、すんなり良かったとは言えんよね。でも、少しでもレースを走って、市とかの財政が潤えば寄付もいくやろうし。なんとか開催することになったんで、俺らは与えられたところでしっかり走るやるだけです」

 前回の京王閣で落車失格に見舞われた山田英明(佐賀・89期)だが、今回は地元勢からただ一人、初日特選を走る。
 「僕より強い人ばかりなので、当たって砕けろ精神で、砕けないようにしたいですね。普通の開催ならチャレンジ精神でいきたいところですけど、地元なんでそういうのも踏まえて走りたいです。(京王閣の)落車ではヒジを縫いました。グランプリレーサー相手に、万全の状態で勝てるかどうかっていう感じですけど、今回は意地で頑張りたいです」

 今シリーズの売り上げ目標は18億円。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため無観客開催となりますが、ぜひ「¥JOY×プロスポーツ」サイトでお楽しみください。

岡崎優美記者

2020年4月22日 18時18分

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