弥彦記念が開幕 ~有観客で実施~

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諸橋愛
地元記念4連覇を目指す
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鈴木庸之
寝たきり生活から完全復活だ
東日本初の7車立て記念

 弥彦競輪開設70周年記念『ふるさとカップ』が7月18日(土)~21日(火)の日程で開催される。先日行われたサマーナイトフェスティバルは、開催地である福島県在住者限定で、事前抽選による入場制限が行われたが、今シリーズでは制限の発表はされていない。詳細は弥彦競輪公式ホームページでご確認下さい。
http://www.yahikokeirin.com/index.php/infomation/17366

 今後の競輪業界のためにも、各個人が『新しい生活様式』に沿った行動をすることが大事になってくる。そして成功をおさめて欲しい。

 レースでは東日本エリアで初となる7車立ての記念に注目が集まる。大会4連覇を狙う諸橋愛は「今年はサマーナイトからここまで時間がなくて、計画的にはできなかった。昨年までは時間があってできていたんですけどね。それでも宮杯の二次予選後からここまでを逆算してやれることはやってきた。7車は初めてになるけど、追い込み選手がきつい中で、自分がどれくらい戦えるか楽しみ」と昨年までとは違うレース形態となり、また新たな挑戦が始まる。

 8Rに登場する鈴木庸之は一時期は歩行困難にもなり、ヘルニアの手術を経て2年ぶりに地元戦に登場。「昨年も呼ばれたけど、出れなくて、病院のベッドの上で見ていた。その分の思いもあるし、頑張りたい。コロナの自粛期間で良い練習ができているので、体の方は良いと思う。お客さんが入るのが何よりですね」と地元の歓声を力に変えて全力で臨む。

小山裕哉記者

2020年7月17日 16時09分

開催情報

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