明日からミッドナイト競輪が開幕 ~小倉競輪場~

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本郷雄三
地元のエースとして優勝争いをリードする
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谷元奎心
連勝を6に伸ばして年を越したい
小倉では今年最後の本場開催

 明日25日から北九州メディアドーム小倉競輪場で熊本市営ミッドナイト競輪in小倉「富士通フロンテック杯」が開催される。小倉競輪場では今年最後の本場開催。1、2班戦は注目の新鋭、石原颯(香川・117期)や本郷雄三(熊本・99期)が、チャレンジには谷本奎心(鹿児島)、和泉尚吾(愛媛)に吉田勇気(福岡)の117期トリオが優勝争いの中心となる。

 熊本勢にとっては地元開催。本郷雄三は「そうでしたね。代替えで(地元戦の)実感はないから、いつも通り」と話すが、地元勢のエースとして活躍が期待される。
 「調子は普通です。10日ぐらい前に腸炎になって体調を崩した。5日ぐらい休んで、それから乗りました。感覚自体は悪くないので、前回(12月高松)と同じぐらいは乗れるかな」

 地元勢の前に立ちはだかるのは石原颯だ。12月大垣でS級特進に失敗したが、続く別府では3連勝。今回も3連勝なら年明け9日からの広島でS級特進に再挑戦できる。
 「大垣はしょうがないですね。初日から緊張して体が動かなかった。特進は別にいい。周りには今S級に行っても負けると言われてますから。でも特進すれば地元記念(2月4日から)に間に合うので、上がれるなら上がりたいですね」

 チャレンジは谷元奎心が優勝候補の筆頭だ。11月高知は予選2着で特別昇班に失敗したが、ここで3連勝なら年明けの松山(1月7日から)で特別昇班が狙える。
 「高知は決勝2着とかだったらアレだけど、優勝したので終わってからが悔しかった。兼本(将太)さんと2人とも特別昇班がかかってたのに、どっちもできないまま帰る気まずい感じでしたね。ここで3連勝はノルマ。これでマジック3にして帰って、7日からの松山で王手をかけた状態で1年を終わりたい」

音無剛記者

2020年12月24日 16時05分

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