全日本選抜競輪が開幕 ~川崎競輪場~

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郡司浩平
地元のスーパースター
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松井宏佑
スタールビー賞への勝ち上がりを目指す
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内藤秀久
闘志を全面に押し出して結果を求める
気合い漲る地元勢

 川崎競輪場で『第36回読売新聞社杯・全日本選抜競輪』が20日~23日の日程で開催される。今年もG1のタイトル争いが始まり、激しいレースで競輪ファンを魅了してくれそうだ。川崎でのG1開催は55年ぶりとなり地元の選手は万全の調整でレースに臨む。

 地元のエース郡司浩平(99期)は12Rの特別選抜予選に登場。「気持ちは落ち着いている。準備はしてきたので良いレースができると思う。(タイトルホルダーとして)気持ちが引き締まるし、自分が引っ張っていく気持ち。前回は大事を取って休んだので、その分もしっかり準備ができた」と55年ぶりに行われる川崎のG1に万全の状態で臨む。「(深谷が)静岡に移籍して南関になった以上は良い連係をして盛り上げたい」と初日は深谷知広(静岡・96期)を目標に好連係を見せる。

 地元からは11Rに松井宏佑(113期)、10Rに内藤秀久(89期)が特別選抜予選からのスタート。松井は「今年一発目のG1が地元。ナショナルチームで伊豆で追い込んで練習してきた。今年はできるだけ多く特別の決勝に乗ってSSを目指したい。グランプリに出たいですね」と昨年のヤンググランプリチャンピオンがさらなる飛躍を目指す。
 
 内藤は「今年が始まったばかりだけど、集大成くらいの気持ち」と言葉で己を奮い立たせる。「(郡司)浩平と練習で切磋琢磨してやってきた。しっかりやったし、ケアもしたので、これ以上はないくらいやってきた」と熱い言葉を並べる。「岩本君には積極的なレースを希望します」と闘志を全面に押し出していた。

 なお、今開催は緊急事態宣言の期間延長を踏まえ、川崎競輪場の本場は無観客での開催となっておりますので、お近くの場外車券売場または、当サイトなど、電話・インターネット投票でお買い求めください。4日間の売上目標は85億。

小山裕哉記者

2021年2月19日 18時15分

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