ミッドナイト競輪が3月1日に開幕 ~小倉競輪場~

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緒方将樹
チャレンジ戦を含めると初日は16連勝中
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山田雄大
危なげない走りで連勝を5に伸ばす
若手機動型がシリーズを盛り上げる

 北九州メディアドーム小倉競輪場を舞台にミッドナイト競輪が3月1日に開幕する。今シリーズはチャンレンジとA級1、2班戦の9レース制で、フレッシュな若手機動型が数多く参戦している。ドームの高速バンクで手に汗握るスピードバトルが展開される。

 1、2班戦の注目株は緒方将樹(熊本・117期)だ。昨年11月に特別昇班してから優勝は1回だが、初日予選は8場所すべて勝っている。1月の当地ミッドナイトは決勝で落車。今シリーズはそのリベンジ戦だ。
 「前回の小倉は本当に迷惑をかけてしまったので、リベンジしたいですね。今年に入って満足いくレースができてない。レース内容が悪いです。戦い方をしっかり確立していきたいと思っています。今回は同期も多いので負けないように頑張ります」
 初日は8レースで予選のトリを務める。圧巻のスピードでファンを魅了しよう。

 チャレンジ戦の主役は山田雄大(埼玉・117期)だろう。昨年11月の落車で長期欠場を余儀なくされたが、復帰戦の2月静岡でオール連対のV。続く同月松山は無傷の3連勝で2場所連続優勝を飾った。
 「落車で指を痛めて、擦過傷もひどかったですね。自転車も壊れて全部、変えました。まだ思い通りにレースはできてないですね。松山は4回目の優勝でした。まだまだ力が足りないし、特班は意識してないです。しっかり自力で力を出し切ります」
 初日予選4レースはラインを上位独占に導く走りで圧倒的な人気に応える。

笠原裕明記者

2021年2月28日 16時02分

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