A級決勝は初日特選と同一メンバーで再戦 ~松戸競輪場~

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松坂侑亮
決勝こそ、持ち味を出す
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木村弘
決勝も別線を返り討ちにする
再戦により機動型の思惑が激しく交錯する

 松戸競輪F2ガールズシリーズは、4月13日(火)に2日目が行われた。
 A級1・2班戦は準決勝を終えて、決勝へと駒を進めたメンバーは初日特選とまったく同じという珍しい事態に。ライン構成はまったく同じで、変わったのは車番のみ。しかし、初日のレースを踏まえてレースを作る機動型は思いを巡らせる。

 初日特選では後方で不発に終わり、人気に応えられなかった松坂侑亮(神奈川・115期)は、リベンジに燃えている。
 「初日はS級を見据えた練習の疲れがあったのか正直重かった。2日目は疲れが取れて良くなったし、あとは気持ち。絶対に気持ちだけは負けないように」と気持ちを込めたコメント。今度こそ絶対に主導権は譲らないという気迫が誰よりも満ちていた。

 初日特選では北日本ワンツーを演出した木村弘(青森・100期)は「セッティングを修正していて日に日に状態は良くなっている」と上向きで迎え撃つ。「初日特選は躊躇する部分もあったので。自分がやりたいこと、積極的な競走ができるように。相手が出方を変えても、こっちも良くなっているので」。

 古屋琢晶(山梨・90期)は初日特選で若手2人を相手に先行勝負。決勝については「自分も自力でやる以上、先行もする。ただ駆けても同じようにはならないだろうからね。変わる展開の中でレースの経験値なら自分が一番。流れに対応できるように」と経験の違いを見せるつもりだ。

 14日(水)の松戸開催はレースカットとなり、A級決勝は11レース(20時25分発走予定)に行われる。レースの決着は同じになるか、注目の一戦だ。

角田祐馬記者

2021年4月13日 22時20分

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