『競輪ルーキーシリーズ2021』第2弾は明日から ~名古屋競輪場~

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志田龍星
119期屈指の積極タイプ
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吉川美穂
在所1位のオールラウンダー
今シリーズも乱戦になるか…

 名古屋競輪場を舞台に119期、120期による『競輪ルーキーシリーズ2021』の第2弾が5月8日に開幕する。今シリーズがデビュー戦となる選手が多い一方で、初戦の静岡を制した犬伏湧也(徳島)や内野艶和(福岡)ら男女合わせて11名は中3日での参戦。静岡では連日、万車券が続出しているので、今回も予選から波乱がありそうだ。

 119期では、やはり犬伏に注目が集まるが、在所2位の志田龍星(岐阜)も見逃せない存在。第2回記録会ではゴールデンキャップを獲得し、競走訓練では25勝をマーク。最終バック数が今回生トップの積極型だ。
 「初戦はちょっと緊張しますね。養成所の時もお客さんの前で走る機会がなかったし、賞金がもらえるのも始めてなので。長い距離は得意なので、しっかり踏んで何回も踏み直すような走りがしたいと思っています」

 119期では、在所1位の吉川美穂(和歌山)が登場する。養成所では、先行、まくり、追い込みと自在な立ち回りで26勝を挙げた。
 「養成所を卒業してからは、和歌山の男子選手の中で練習していました。付いていけるように全力で練習してきたので、今回も全力を出したいなと思います。緊張はしますけど、緊張してない時の方が良くなかったりするので良い方向にとらえたいです」

 1レースから5レースまではA級1、2班戦が争われ、6レースと7レースではガールズの120期。8レースから12レースで、119期が熱戦を展開します。在所上位者がそろう注目のシリーズです。

岡崎優美記者

2021年5月7日 17時38分

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