『北条早雲杯争奪戦』決勝メンバーが出揃う ~小田原競輪場~

photo-31421
清水裕友
軌道修正に成功して頂点を目指す
S班は清水裕友と守澤太志の2名

 8月26日(木)から小田原競輪場で行われていた『北条早雲杯争奪戦』はいよいよ明日の29日(日)に決勝戦を迎える。準決勝は相次ぐアクシデントもあり実力者が脱落してしまったが、地元のエース松井宏佑(神奈川・113期)は見事に決勝進出。S班は清水裕友(山口・105期)、守澤太志(秋田・96期)の2名が勝ち上がり、優勝争いを演じる。決勝の並びは以下の通りに決定した。
 
 ①松井宏佑-④田中晴基
 
 ②守澤太志-⑤佐藤友和
 
 ⑨清水裕友-③柏野智典
 
 ⑦佐々木豪-⑧久米良
 
 ⑥石塚輪太郎

 初日特選での大敗して出鼻を挫かれてしまった清水裕友だが、気落ちすることなく決勝まで漕ぎつけた。
 「連日、平原(康多)さん、守澤さん、深谷さんって強い選手がいる中で、最終の12レースを任せて貰っていたので、責任感を持って走れた結果。ここ最近の中では準決が一番良かったんで。久々に前団をのみ込めましたし、悪かったら3コーナーで外に浮いてしまっていましたね。今日はそこからねじ込めたので。トルク感も良かったし、チェーンを重くしてペダリングの位置も少しは高くなったと思います。決勝はしっかり優勝を目指して」

 守澤太志は連日、勢いある機動型をリードして勝ち上がってきたが決勝は目標がなく、総力戦を覚悟した。
 「正直、どこが先手を取るのか読みづらいですし、決め打ちはしないで流れの中で判断していきたい。自分で動くのは高松宮記念杯以来ですね。その時はまくれましたけど、今回はサンサンですし、メンバーも強い。後方になったら勝負にならないと思っているし、まずは位置取りを重視して。位置取りと展開次第でまくれれば最高ですけど、油断せずに組み立てたい」

 運命の号砲は16時30分になる。¥JOY×プロスポーツサイトの投票締め切り時間は5分前の25分となっております。熱気を帯びる小田原バンクで超一流が火花を散らす。

細川和輝記者

2021年8月28日 18時59分

開催情報

ページトップへ