地元記念4連覇へ向けて ~防府競輪~

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清水裕友
‘‘4‘‘連覇へ向けて超強力布陣で挑む
4車結束の鉄壁布陣

 防府競輪開設72周年記念『周防国府杯争奪戦』は2日(火)に3日目が終了。準決勝は12Rでは町田太我の番手から自力に転じた清水裕友が1着で決勝進出を決めた。
 地元記念4連覇がかかっている清水は、前検日から「今年も獲るために来た。地元は譲れない」と並々ならぬ気迫で臨んでいる。負けられない準決勝だっただけに、シビアとも取れる運行で1着で突破した。「ギリギリまで待ってからと思っていたけど、和田さんが(番手から)出そうな雰囲気だったので、それを封じ込めようと思ったら吸い込まれて前に出てしまった。でも、あそこでいかないと山下(一輝)さんと決められなかった。そうなった以上は責任を持って1着を取ろうと思った」と振り返った。決勝戦は、昨年も決勝で連係した同級生の宮本隼輔が目標で、後位を練習仲間の山下一輝、柏野智典が固める強力布陣で挑む。「やっとスタートラインに立てた。本気で地元5人で決勝に乗りたいと思っていたし、(久保田)泰弘、桑原(大志)さん、山口県の想いを背負って走りたい。準決の隼輔の走りを見て気合が入ったし、(その後のレースは)今までで一番緊張した。(宮本は)同級生だし、去年も後ろから優勝させてもらった。当然4連覇は狙っているけど、もちろん隼輔にも優勝は狙ってほしい。地元3人でワンツースリーを決めたい」。計り知れないプレッシャーを背負い、偉業に挑む清水の走りに注目だ。

熊谷洋祐記者

2021年11月2日 19時19分

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