地元勢が奮闘! ~和歌山競輪場~

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東口善朋
68周年大会の覇者でもあり7度目の決勝進出を狙う
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南潤
地元期待の機動型が復活の狼煙
地元勢は4名が準決勝に進出

 和歌山競輪開設72周年記念『和歌山グランプリ』は10日(月)に2日目が行われた。二次予選が終了し、地元からは4名が準決勝へと勝ち進んだ。

 まずは8Rで初日特選組の東口善朋(和歌山・85期)が、寺崎浩平のカマシに乗って1着。「なんとか(ラインの)みんなで決めたかったけど、まくり追い込みでは対処が難しかった。昨日(初日)も今日(2日目)も周りは見えているし、地元記念だからといってバタバタすることなく走れている」。
 10RではS班の松浦悠士を相手に、石塚輪太郎(和歌山・105期)と、南潤(和歌山・111期)のコンビが見事にワンツーを決めた。南のまくりを差して1着だった石塚は「(南)潤がいいスピードでいってくれた。踏み出しは集中していたし、余裕はありました。ワンツーで最高の結果ですね。連日、人の後ろで勉強させてもらっています。地元記念の準決は初めてです」と喜び、南は「去年までは初日がよくて、勝ち上がりの2日目に負けるっていうのがあった。準決に乗れたのであと一本とは思うけど、まずは自分のレースをしたい」と気合を入れ直した。
 12Rは大本命の古性優作が着外に沈む波乱もあったが、椎木尾拓哉(和歌山・93期)は直線鋭く伸びて2着に入った。
 「和歌山は自分が踏んだあのコースが伸びるので、しっかりと踏み切ろうと思っていました。修正点は特になく、あとは決勝に乗るだけです」
 
 11日(火)は勝負となる準決勝。牙城を守るべく、地元勢が別線にどう立ち向かうのか注目したい。

熊谷洋祐記者

2022年1月10日 19時30分

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