尾崎睦が貫禄の完全V ~小倉競輪場~

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尾崎睦
小倉バンクを背にガッツポーズ
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森安崇之
自身も驚く今年3度目のV
1、2班戦は森安崇がV奪取!

 3月19日(土)に最終日を迎えた小倉ミッドナイトはガールズ戦で尾崎睦(神奈川・108期)が空いた内を突いて逃げる加藤恵の後位を確保すると鋭く追い込み堂々のV。前回の福井に続いて2場所連続の完全優勝となった。
 「内に詰まりそうで、前に行った方がいいなと思ったのと、内が空いていたので、いける所までと思って踏みました。人気に応えることができたし、落ち着いて走れたけど、大事に行き過ぎた感じがする」と咄嗟の判断と俊敏な立ち回りで優勝を決めたが、レース内容には満足していない様子。「今後の課題としては決勝でもしっかりと自力で戦えるようになること。次が来月11日からの前橋でドーム開催が続くので、スピードも強化していきたいですね」と課題と次走についても語ってくれた。「競輪祭前に地元平塚で開催されるガールズグランプリ出場を決めておきたい」と目標を掲げるだけに今後も白星を積み重ねていきそうだ。

 A級1、2班戦では森安崇之(香川・84期)が番手からまくり出た木村浩宣の後ろから鋭く伸びて今年3度目の優勝を決めた。
 「こんな最高の展開になるとは。ラインのみんながそれぞれちゃんと仕事をしてくれたおかげです。木村君にも下野君にもお世話になりっぱなし。今日が3日間の中で一番体調が良かった。それもあって最後は抜くことができた」とレースを振り返り、前を任せた2人の頑張りをねぎらった。「今年に入って3回目の優勝とはデキすぎですね。そろそろ悪いことが起きるじゃないかと思ってます(笑)。次走もそうだけど、一戦一戦大事に戦っていきたい」

池端航一記者

2022年3月19日 23時59分

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