ラインの力で清水裕友が大会連覇 ~宇都宮競輪場~

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清水裕友
賞金ボードを高らかに掲げてポーズを決める清水裕友選手
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盟友の松浦悠士選手を3/4車身交わしたところがゴール線
ラインの結束力を示して強敵撃破に成功

 3月21日(月)に宇都宮競輪場で行われた第6回ウィナーズカップは中四国ライン3番手回りの清水裕友(山口・105期)が抜け出して大会連覇を達成。連日、驚愕のスピードで存在感を放っていた脇本雄太に見せ場を作らせることなく、ラインの結束力で頂点に輝いた。
 後ろ攻めを選択した太田竜馬が打鐘付近からじわじわと上昇すると打鐘過ぎ4コーナーから一気のカマシを敢行。別線を置き去りにするスピードで主導権をに握ると、最終バックから番手の松浦悠士が自力に転じて一気踏み。最終4コーナーで車を外に持ちだした清水裕友が3/4車身交わしてゴール線を駆け抜けた。
 「太田君が気風よくいってくれたおかげっすね。2日目に3番手で連結を外していたのでしっかりついて行こうと思っていました。前の2人の強さに尽きると思います。まさか優勝できるとは。ああいう大勢になりましたけど、連日、脇本さんのスピードが凄かったので飛んでくるんじゃないかなって。ゴール前で1着ってわかったけど、まさかっすね」
 結果が出ない中でようやくつかんだ一年ぶりのビッグタイトルで悪い流れを断ち切り、今後のG戦線でも存在感を示す。
 「正直、去年のグランプリは賞金争いで出られて。出て満足してしまっていた。そこから気持ちの入らないままでした。その中でも我慢して練習はしていたのは良かったかなって。いろいろと噛み合えば優勝できることがわかったので。大きいことは言えないですけど、次のG1に向けてやっていきたい。この優勝で気持ちを入れて頑張ります」
 ゴール寸前で優勝を逃してしまった松浦悠士であったが、盟友の復活Vを心の底から喜んでいる。
 「やっぱり裕友が元気ないと寂しいですからね。取手の全日本選抜も名古屋記念も一緒に決勝を走れなかったので。昨日の感じだったら押し切れると思ったんですけど、裕友もしっかり調整してきましたね。でもこの優勝がきっかけになれば。今回は太田君と決勝に乗れたことも大きかったですし、準決勝で(町田)太我が裕友の前で頑張ったのも大きかったと思うんで。僕自身、本当にラインの力が大きかったなって思いましたし、裕友も同じ想いだと思うんで。これからもみんなで頑張っていきたいですね」
 S班の清水裕友と松浦悠士を中心に結束力を強くしている中四国地区が今後のグレード戦線でもタイトル争いに名乗り出ていく。 

細川和輝記者

2022年3月21日 18時35分

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