地元Vへ盤石の布陣 ~川崎競輪~

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決勝でも好連係を見せる(左・松坂洋平、右・染谷幸喜)
次走の平塚記念を見据えた戦い

 川崎競輪ガールズF1は3月29日(火)に最終日が行われる。S級決勝戦は、松坂洋平(神奈川・89期)が、準決勝でも連係した染谷幸喜(千葉・111期)を再度目標にして、地元Vを目指す。

 準決勝は前受けした染谷が赤板から突っ張り先行。番手で大きく車間を切った松坂が別線をけん制してから差し切った。松坂は「頼もしいね」と染谷を称えてからレースを振り返った。
 「もう走る前から気持ちが伝わってきて。あんなにいってくれて、自分が車間を切ったり、援護するのは当たり前。すごい掛かりだった」
 次走にはホームバンクである平塚記念が控えている。今節はそこを見据えても、大事な開催だ。
 「平塚(記念)に向けて今回は新車を使っています。まだセッティングをいじりながらって感じですけど、感覚は良くなっていますね。それと、平塚では人の後ろを回ることもあると思うので、今回はその勉強もしたかった。(昨年の平塚記念では郡司浩平と二度ワンツー)またそこの位置に戻れれば、地元(記念)優勝も見えてくると思うので」
 番手技量を高める松坂が、まずはここを勝ってホーム記念へと弾みをつける。 

熊谷洋祐記者

2022年3月28日 22時16分

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